わにわに

朝山実が、読んだ本のことなど

とうとう「後妻業」の実態が明らかに、

週刊文春のミステリーのアンケートで推した、黒川博行さんの『後妻業』(文藝春秋社)は、この事件をモデルにしていたのか!?

足がついたのは、青酸カリを使った保険金殺人容疑らしいが、結婚相談所で知り合った老人が次々と不審死をとげたというのは、小説そのもの。事件を追って本にするというのはよくあるパターンだが、事件として浮上する前に作品にして発表するというのは、このひとぐらいだな。情報収集がすごくて「グリコの真犯人」だなんて濡れ衣をかぶせられもするのだろうけど、すごいわ。


Yahoo!ニュース - 夫を毒殺疑い、67歳女逮捕=直前に結婚、遺体から「青酸」―他にも不審死・京都 (時事通信)

 

後妻業

後妻業

 

 

http://www.norththai.jp/ex_html/ma/view.php?id_view=64

 

そういえば、百田尚樹さんのご本、えらいことになってますね。

小説? 聞き書き本?

amazonで1円になったら注文しようかな。

 

殉愛

殉愛

 

 

インタビューライター・朝山実 近著 『父の戒名をつけてみました』(中央公論新社) 『アフター・ザ・レッド 連合赤軍兵士たちの40年』(角川書店) 『イッセー尾形の人生コーチング』(日経BP社)etc. 不定期連載 「日刊チェンマイ新聞」"朝山実の、という本の話" http://www.norththai.jp/