長嶋有の『三の隣は五号室』(中央公論新社)は、築50年の木造モルタルの二階建てアパートに居住した13組の住人たちの物語。のようで、じつは、彼らの暮らしを観つづけたアパートそのものが主人公のように思えてしまう長編小説だ。 1966年から、2016年まで。…
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